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08/26/2024

映画『サンセット・サンライズ』情報解禁!

この度、弊社が製作を手掛ける映画『サンセット・サンライズ』の情報が解禁されました!

 

東京のサラリーマンが4LDK・家賃6万円の神物件に
“お試し移住”してみたら、まさかの⼈⽣が待っていた︖︕

 

 

■作品概要

『サンセット・サンライズ』

2025年1月全国ロードショー

原作:楡 周平「『サンセット・サンライズ」(講談社)

出演:菅田将暉 ほか

監督:岸善幸

脚本:宮藤官九郎

企画・プロデュース : 佐藤順子

製作:murmur

(C)2024「サンセット・サンライズ」製作委員会

 

■STORY

新型コロナウイルスのパンデミックで世界中がロックダウンに追い込まれた2020年。リモートワークを機に東京の⼤企業に勤める釣り好きの晋作(菅⽥将暉)は、4LDK・家賃6万円の神物件に⼀⽬惚れ。何より海が近くて⼤好きな釣りが楽しめる三陸の町で気楽な“お試し移住”をスタート。
仕事の合間には海へ通って釣り三昧の⽇々を過ごすが、東京から来た〈よそ者〉の晋作に、町の⼈たちは気が気でない。
⼀癖も⼆癖もある地元⺠の距離感ゼロの交流にとまどいながらも、持ち前のポジティブな性格と⾏動⼒でいつしか溶け込んでいく晋作だったが、その先にはまさかの⼈⽣が待っていた̶?!

 

■COMMENTS

 

主演:菅田将暉

岸善幸監督と『あゝ、荒野』を撮り終わった後、次は笑える作品が良いよねと話していました。沢⼭涙を流したからか⾃然と笑顔を求めていたように思います。
そんな中、脚本に宮藤官九郎さんが加わると聞きました。上がってきた脚本は悲しみの先に笑顔を作ろうとする⼈たちの物語でした。
岸さんの⽣活⼒と宮藤さんのセンス、お⼆⼈の想いが温かい願いとなってこの作品は⽣まれたんだと思います。沢⼭の⽅に届き、少しでも笑顔になってもらえたら幸いです。ちなみに⽬標通り撮影現場は笑顔でいっぱいでした。
僕⾃⾝沢⼭笑い、ほんの少し泣きました。映画『サンセット・サンライズ』宜しくお願いします。

 

監督:岸善幸

宮藤さんに初めてお会いしたとき、原作の東北⼈キャラについて笑い合うことができ、この作品を宮藤さんの脚本でつくってみたいと思いました。⾃分にとっては初めてのコメディ作品ですが、宮藤さんならではの笑いを⼤切に演出することを⼼がけました。
菅⽥さんとは7年ぶりの作品になりました。俳優としてどんどん新しい役に挑戦を続けていて、久しぶりにあった彼はとても⼤きな俳優になっていました。⼀つだけ、変わらないなあと思えたのは、役に向き合う姿勢です。晋作という⼈物の優しさや繊細さ、感情の振れ幅は⾒事で、現場ではただただ笑い転げていました。菅⽥さんの表現領域が広がっていくような瞬間があって、それを⽬の当たりにできたことが本当に嬉しかったです。
悲しみを癒すのに時間の流れというものがあるとしたら、もう⼀つ、悲しみを癒せるのは、⼈との出会いかもしれません。菅⽥さん演じる晋作を⾒ていてそう思えました。この映画を観る皆さんにもそれを感じてもらえたら幸せです。

 

脚本:宮藤官九郎

僕は宮城県出⾝なのに、そういえば⾃分の地元を正⾯から描いたことはまだなかったんです。⼦供の頃は⽗親と南三陸で⿂釣りをして遊んだりしてて、コロナ禍の趣味として、また釣りを始めていたこともあって、⾃分の好きな分野の話だし、舞台も⽅⾔も知っている⼟地と⾔葉だし、僕⾃⾝も地元に住んでテレワークで仕事できないかなと考えたことあったので、他⼈事とは思えない物語でした。震災の話になると、僕は疎外感を味わうというか、なんかこう切なくなるんですよね。ずっとモヤモヤしてたんだけど、それに対する答えを現時点で⾔葉にするならこういう感じかなとしっくりきたんです。それが僕の⼀番⾔いたかったことかなと思います。
⾃分の書いた映画で、こんなに⾷べるものが出てくるのは初めてなんです。東北って本来は⾷が⼀つの⼤きな売りなのに、正直今までピンときていなかったんですよね。どんこ汁を美味い美味いと⾔って晋作が⾷べるのは、⾃分で書いていても新鮮だったし、菅⽥君が本当に嬉しそうに⾷べているのが僕の映画じゃないみたいですごく好きです。

 

▼『サンセット・サンライズ』公式サイトはこちら

https://www.sunsetsunrise-movie.jp/